操作方法(コールターカウンター ZM)



  1. 廃液瓶を空にし、補給液瓶に電解液を補給し、本体とサンプルスタンドの電源を入れ、コントロールユニットを設定する。
      CURRENT 100
      FULL SCALE 10
      POLARITY AUTO
      PRESET GAIN 1

  2. サンプルスタンドのMANOMETER SELECTを希望の値にセットし測定試料容量を決め、試料を専用のサンプルカップに入れ試料台にセットし、前面のガラス扉を閉める。
    注 意!!
     サンプルスタンド周辺に電解液などをこぼさないように。
  3. RESET / COUNTのつまみをRESETにする。電解液がアパチャーを通ってアパチャーチューブ内に吸引され、本体のモニターにパルスが現われるので、パルス高さがモニター内に収まるようにATTENUATIONのつまみで調整する。

  4. LOWER THRESHOLD (TL)とUPPER THRESHOLD (TU)で測定する粒子径の範囲を設定する。
    注 意!!
     アパーチャーが詰ったときは、備え付けの筆を用いて取り除いてください。
     アパーチャーは、この装置の心臓部です。やたらこの部分を触らないこと。
  5. RESET / COUNTのつまみをCOUNTにするとマノメーターが作動して先にMANOMETER SELECTで指定した容量の試料中の粒子の測定が始まり、測定が終わるとCOUNT欄に測定結果が表示される。CORR.COUNTキーで同時通過を補正する事ができ、RAW.COUNTキーで未補正値が表示される。

  6. 測定終了後は、サンプルスタンドに洗剤液をセットしアパーチャーチューブを洗剤液に浸しておく。電源をOFFにし、廃液瓶の廃液を捨てる。
    注 意!!
     電解液(ISOTON II)および洗剤液(COULTER CLENZ、ブルーの液体)は実験センターで用意したものを使用してください。
 図1  図2

戻る



[GuideBook Contents] [ SUMS Home Page ] [ CRL Home Page ]

 質問やご意見等は、 hqcrl@belle.shiga-med.ac.jp または、 h_okuno@belle.shiga-med.ac.jp まで、お寄せ下さい。

最終更新日 (1997.5.16)