操作方法(蛍光分光光度計 F-4500)
- 光度計本体のPOWERスイッチをONにする。
- 本体のXe LAMP STARTを押し、ランプを点灯する。
- 本体のMAINスイッチをONにする。
- プロッター、CRTのスイッチをONにする。
- コンピュータのスイッチをONにするとイニシャライズが始まる。
イニシャライズが終わると測定モードメニューが表示される。
これが初期画面である。
測定データをフロッピーディスクに保存する場合は、測定前にフロッピーディスク
の初期化を以下の手順で行う。
5インチ2HDフロッピーディスクは各自用意する。
- 測定モードメニュー画面の左下のフロッピーディスクのアイコンをクリックする。
- 次に、C/クローズをクリックすると
「ウインドウズを終了させますか」と表示されるので、確認をクリックする。
- C:¥FL00>と表示されるのでformat a:と入力する。
- フロッピーディスクをドライブに入れる。
- 初期化が終わるとC:¥FL00>と表示されるのでautoexecと入力すると測定モード
メニューにもどる。
例:励起波長350nmで蛍光波長400nmから550nmまでスキャンさせ蛍光
スペクトルを測定するとき。
- 測定モードメニューになっていない時は、画面左上隅の細長のコントロールメニュー
ボックスをクリックし、プルダウンメニューの中の測定メニュー選択をクリックする。
- 測定モードメニューが表示されるので、スペクトル測定をクリックし、次に、
実行をクリックする。モニターに下図のスペクトル測定画面が表示される。
- P/条件をクリックするとプルダウンメニューが表示される。このメニューで先ず、測定条件設定をクリックする。モニターに下図の蛍光スペクトル測定画面が表示される。
- この画面で、測定モードを蛍光スペクトル、データモードを蛍光、蛍光開始波長を
400、蛍光終了波長を550、励起波長を350に条件設定し、設定をクリックする。
- スペクトル測定画面にもどるので、この画面のS/測定をクリックするとプルダウン
メニューが表示される。
- メニューから試料測定をクリックすると測定が始まる。
例:励起波長350nmで蛍光波長480nmの蛍光強度を20分間プロットする。
- 初期画面の測定モードメニューから時間変化測定をクリックし、つぎに、実行を
クリックする。(測定モードメニューになっていない時は、画面左上隅の細長のコン
トロールメニューボックスをクリックし、プルダウンメニューの中の測定メニュー選択
をクリックする。)
- モニターに下図の時間変化測定画面が表示される。この画面でP/条件をクリック
するとプルダウンメニューが表示される。
- プルダウンメニューから測定条件設定をクリックすると次図が表示される。
- この画面で、データモードを蛍光、励起波長を350、蛍光波長を480、測定時間
を1200sec、時間単位をsecに条件設定し、設定をクリックする。
- 時間変化測定画面が表示されるので、この画面のS/測定をクリックするとプルダ
ウンメニューが表示される。
- 試料測定をクリックすると測定が始まる。
例:励起波長350nm、蛍光波長480nmでブランク(溶媒など)と既知試料の
蛍光強度から未知試料の濃度を測定する。
- 測定モードメニューから定量演算をクリックし、つぎに、実行をクリックする。
モニターに下図のような定量演算画面が表示される。(測定モードメニューになって
いない時は、画面左上隅の細長のコントロールメニューボックスをクリックし、プル
ダウンメニューの中の測定メニュー選択をクリックする。)
- この画面でP/条件をクリックするとプルダウンメニューが表示される。このプルダ
ウンメニューから測定条件設定をクリックすると下図の測定条件設定画面が表示される。
- この画面で励起側波長350、測定波長480、初期待ち時間0、積算時間1に条件設定
し、設定をクリックする。定量演算画面に戻る。
- P/条件をクリックし、プルダウンメニューの中のC/ 検量線条件設定をクリックする。
次図の検量線条件画面が表示されるので、図のように測定条件を設定し、設定をクリック
する。
- 次に、P/条件の中のI/スタンダードデータをクリックし濃度1に標準試料の濃度を
入力し、設定をクリックする。
- 次に、S/測定をクリックし、プルダウンメニューの中のS/測定をクリックし、下図
のように測定方法を設定し、測定をクリックする。
- 下図が表示されるので、試料室に標準試料をセットし測定をクリックする。
- 次に下図が表示されるので試料室にブランクをセットし、ブランク測定をクリック
する。
- 次にサンプルをセットし測定をクリックすると濃度が表示される。
- 終了をクリックし、測定を終わる。
- フォーマットしたフロッピーディスクをドライブに入れる。
- 定量演算画面、時間変化測定画面、スペクトル測定画面でO/記録、表示をクリック
し、プルダウンメニューの中のW/スペクトル保存(データ保存)をクリックすると
下図が表示される。
- [-A-]をダブルクリックし、ファイル名を入力し、実行をクッリクするとフロッピー
ディスクに測定データが保存される。
- プロッター、モニター、コンピュータ−のスイッチをOFFにする。
- 本体のMAINスイッチをOFFにする。
- 本体のPOWERスイッチをOFFにする。
- 利用ノートに必要事項を記入する。
- 装置周囲を綺麗にし、持ち込んだ器材等を持ち帰る。
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Last Updated 2005/7/24