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配置図配置ガイド

安全キャビネットについて

  病原体に対する物理的封じ込めの方法の内、1次隔離である病原体と実験者との隔離を目的として開発された装置で、NIHの分類にしたがって以下のようなクラス分けになっています。

クラス I(対象病原体 危険度2、3)

 前面開口部から空気を流入させてエアロゾルの排出を防止する構造になっており、実験従事者を保護することを目的とするもので実験装置などの隔離用に用いられます。室内の空気を直接流入させ、排気はHEPAフィルターを通して排出するようになっているためキャビネット内部は無菌状態ではなく、現実には余り用いられていません。



クラス IIA(対象病原体 危険度2、3)

 クラスII の安全キャビネットは、実験従事者およびキャビネット内の実験試料を保護することを目的とするもので、前面開口部にエアーバリアーを作り、キャビネット内を流れる空気はHEPAフィルターで濾過滅菌される構造になっています。そして、循環空気の割合が70%で、前面が開放固定式になっています。普通安全キャビネットとして用いられるのはこのタイプものです。


クラス IIB(対象病原体 危険度2、3)

 このクラスのものは、クラスIIA とほぼ同じ構造になっていますが、前面が上下スライド式で、循環空気の割合が30%、残り70%が室外に排出される構造になっています。したがって、化学発癌剤などの有害化学物質や低レベルの放射性物質を用いる実験に用いられます。


クラス III(対象病原体 危険度4)

 このタイプの安全キャビネットは、完全密閉式になっており、内部は陰圧に保たれ、キャビネットに取付けられた手袋を用いて実験を行なう、いわゆる、グローブボックス式になっています。P4実験室で用いる安全キャビネットです。








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Last Updated 2005/7/1