機器部門RI部門配置図セミナー産学連携学内向け

「マルチメディア構想を考える会」の議事録

実験実習機器センター   
センター長 挾間 章忠 
マルチメディアセンター  
設立準備委員会      
委員長   半田 讓二 

 開催日  平成8年11月7日
 出席者  総計27名
(学内LAN技術専門委員会 黒川先生・永田先生を含む)

1.黒川先生からマルチメディアセンター構想の経移が紹介された。

平成6年  学内LANと情報処理教育システムの導入
平成7年4月 情報処理システムの利用開始
 10月 学内LAN
平成8年  YHP機器LAN委員会に移管
 9月 マルチメディアセンター設立準備委員会
平成9年4月 マルチメディアセンター設立(予定)
平成10年  教育研究用電子計算機システム稼働(予定)
 (平成9年12月末までに機器納入完了)

2.黒川先生より文部省速報による文部省の意向の説明があった。
 ネットワークの高速化とデータベースの促進を進めている。
 情報処理センターを来年度どうするかということで、新設医科大学の福井医科大学と滋賀医科大学に予算が付きそうである。今現在大蔵省に予算案を提出している。

3.省令施設と学内施設の相違点を黒川先生が説明された。

(省令施設)
 
・大型計算機センター
 人員が一人以上つく
・総合情報処理センター
 人員が一人つく
(学内施設)
 
・情報処理センター
 人員は付かない、学内教官が併任
・データステーション
 

 マルチメディアセンターは情報処理センターとしての位置づけで、人員は増えない。

4.黒川先生より教育研究用電子計算機システム概要の説明があった。

1.画像処理システム
・インディ。高品位の入出力装置。
2.大容量データベースシステム
・ファイルサーバーで500ギガ以上。
3.ネットワーク管理用システム
・業者に委託(LANをレンタル化)
4.教育用システム
・100名が一度に教育できる規模。
・100台以上のコンピューターと中品位の入出力装置
5.ネットワーク利用端末システム・メドライン等端末の導入
・50台前後のコンピューター

上記の説明
 ・機器はレンタルで4年に一回更新される。

5.質疑応答(黒川先生・永田先生・白木係長が主に応答された)

Q.
どういう機種(OS)を考えているのか?
A.
学生用はDOSマシン。院生レベル以上はUNIXマシンを予定している。

Q.
機械を設置するスペースは?
A.
将来は図書館増設部分をマルチメディアセンターに予定しているが、しばらくの間は学内に分散させておく。

Q.
機器の管理・運用するのはだれがするか?
ソフトウエアの学内への案内など誰がするか?
A.
実際には、機器を置いた部署が管理し、使用する人がプログラム言語を書くことになるであろう。ネットワーク管理システムは外注契約で業者に任せてしまうのも手である。

Q.
他大学のマルチメディアセンターに相当する施設を調査したか?
A.
した。うまく運用できているところは少ない。

Q.
画像処理は実験センターと重なるが、どこにおくのか?
A.
実験センターに当初設置することになる。機種はインディになり、実験センターにあるスライド作製装置など画像処理装置も含めて、実験センターとどうしていくか話し合う。

 その他の意見

  • 希望の機器ソフトをいれてほしい。例えば、SASをいれてほしい。
  • 汎用のソフトをファイルサーバーに常駐させて使うようにすべきだ。
    ユーザー登録を何人にするか検討を要する。
  • ファイルサーバーの利用はテンポラリーにするとかのルールづくりが必要だ。
  • セキュリティをどう守るかが問題になるであろう。
  • マルチメディア構想の進行状況のアナウンスを行うべきだ。
  • マルチメディア構想の委員の上の先生方には意見しにくいので、黒川先生や永田先生に、我々の意見を聞いていただきたい。

 黒川先生からひとこと

  • 希望をどんどんマルチメディア委員に積極的に伝えてほしい。

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Last Updated 2005/8/24