日時:平成9年1月27日(月)午後6時より
場所:滋賀医科大学 看護第1講義室
Dr. Fuad N. Ziyadeh |
Associate Professor |
Renal Electrolyte & Hypertension Division |
Department of Medicine |
University of Pennsylvania |
School of Medicine |
Dr. George L. King |
Section Head, Section of Vascular Biology |
Joslin Diabetes Center |
Associate Professor |
Harvard Medical School |
この度、上記講演会を企画いたしました。Ziyadeh博士は、腎臓病の領域から糖尿病性腎症の研究を進めておられ、最近、糖尿病性腎症の成因にTGF-βが深く関与しているとの説(TGF-β説)を提唱され、世界的に注目されております。King博士は、糖尿病の領域から、腎症を含む血管合併症の研究をされており、Protein Kinase C活性化が合併症の成因であるとの先生の説(PKC説)は国際的な評価を受けています。最近、新しいPKC-β阻害剤が血管合併症に有効であることを見出され、昨年Science誌に掲載されました。TGF-β説とPKC説は、現在糖尿病性腎症の成因として国際的に最も注目されている説であり、最近の成績を両先生から伺うことは極めて意義深いと考え、ご案内申し上げます。
多数の先生方のご出席をお願い申し上げます。
第三内科 教授 吉川 隆一
実験実習機器センター
センター長 挾間 章忠
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Last Updated 2005/8/24