平成17年6月29日(水)14:00〜
基礎研究棟2階 教官ロビー
支援センター1階GC−MS準備室にLC/MS/MSシステムが新規導入されました。LCはLiquid Chromatographyの略で、MSはMass Spectrometryの略です。本装置はLC部で分離した試料を直接MS部に導入し質量を測定する装置です。低分子量の物質(メタボライト)から、高分子量の物質(ペプチド・タンパク質)にいたる、多くの化合物の分離・同定ができ、メタボロームやプロテオームの解析に必須の装置です。
今回設置されたシステムは、LC部に(AMR社製 Paradigm MS4)、MS/MS部にイオントラップ型質量分析計(サーモエレクトロン社製 Finigan LCQ Advantage MAX)を採用しています。
つきましては、下記の日程で利用説明会を開催いたしますので多数のご参加をよろしくお願い致します。
プログラムは下記の通りです。
エーエムアール株式会社(HPLC部)約1時間
「プロテオーム解析のための高感度LC/MS/MSシステム
・本システムの概要、データ取得までの流れ
・プロテオーム解析の必要性
・既存の解析法との比較
・LC/MS/MSを用いた解析-ショットガン法について
・LC/MS/MS解析のためのサンプル調製
・2次元LC/MS/MSによる解析
サーモエレクトロン株式会社(MS部)約1時間
「イオントラップ型LC/MS/MSを使った有機化合物の分析」
質疑応答 約30分
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Last Updated 2005/6/22