堀内 久徳(東北大学加齢医学研究所基礎加齢研究分野 教授)
平成24年3月23日(金)16:00 〜
基礎研究棟2階 教職員ロビー
低分子量GTP結合蛋白質Ralは、細胞増殖・生存、遊走、開口放出等を制御する多機能分子である。Ralの不活性化因子RalGAP分子は長らく不明であったが、我々はブタ脳細胞質分画より同定し、初めて報告した(Shirakawa et al, J Biol Chem, 2009)。最近、膀胱癌、膵臓癌、大腸癌など多くの癌でRal 活性が亢進していることが報告されている。本セミナーでは、膀胱癌浸潤・転移におけるRalGAPの役割について発表する。(Saito et al, Oncogene, in press)
分子神経科学研究センター神経難病病因学分野・実験実習支援センター 共催
このセミナーは大学院博士課程の講義として認定されています。 |
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Last Updated 2012/3/13