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第96回実験実習支援センターセミナー


アルツハイマー型認知症治療の現状と将来への展望

演 者

下濱 俊(札幌医科大学医学部神経内科学講座 教授)

日 時

平成25年3月8日(金)17:30 〜

場 所

基礎研究棟2階 教職員ロビー

講演要旨

アルツハイマー型認知症 (AD) の治療薬開発は病態研究に基づいて発展してきた。ADの認知症発現にアセチルコリン系シグナル伝達障害が深く関与しているとするコリン仮説に基づきコリンエステラーゼ阻害薬が、また、ADの神経細胞死の原因としてのグルタミン酸神経毒仮説に基づきNMDA受容体拮抗薬が開発された。現在、アミロイドカスケード仮説に基づき、Aβの産生・分解・凝集を修飾し、症状の進行を阻止する治療戦略が進められている。本講演では、我々の研究成果の紹介も含め、AD治療の現状と将来の展望について考察する。

分子神経科学研究センター・実験実習支援センター 共催


本セミナーは、研究医養成コースセミナーとしても実施されます。研究医コースに登録されている学部学生、あるいは研究医に関心のある学部学生の皆さんは、是非、セミナーに参加して下さい。


このセミナーは大学院博士課程の講義として認定されています。


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Last Updated 2013/2/8