谷口直之
大阪大学大学院医学系研究科生化学分子生物学講座 教授
平成12年4月13日(木)16時00分から
基礎研究棟2階 教官ロビー
糖鎖遺伝子による研究は、いわゆる蛋白質の翻訳後修飾の中心であり、ポストゲノム時代研究の重要な課題の一つであると考えられる。 我々はこれまで、糖蛋白質の分岐に関わる重要な5つの糖転移酵素の分離精製を行い、糖鎖遺伝子のクローニングをおこない、その細胞生 物学的な意義を明らかにしてきた。ここでは、これらの糖鎖遺伝子が、がん転移抑制や、ドナーの不足を補うためのブタからヒトへの異種 移植医学に応用可能であることをご紹介し、ご批判を仰ぎたい。
生化学第二講座・法医学講座・病理学第二講座 共 催
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Last Updated 2005/7/21