カールツァイス・マイクロスコープディビジョン 矢口 晶 先生
平成16年11月12日(金) 15:00〜16:30
基礎研究棟2階 教官ロビー
生命現象を光の変化として捉え顕微鏡で画像化解析するバイオイメージングは、「蛍光プローブの開発やGFPの改変技術、細胞や組織への
適応」といったサンプル側からのアプローチと、「アプリケーションを考慮した開発と柔軟な対応」といったシステム側からのアプローチ
両方の上に成り立っている。
約40年前にMinsky博士によって考案され、その空間分解能の高さから蛍光観察を必要とする多くのラボに普及している共焦点レーザ顕
微鏡LSMは、今まさにこの両アプローチの掛け橋的な役割を担っている。
今回はLSMを用いてどこまで生命現象に迫れるのか、時間分解能の限界、通常のイメージングでも注意しなければいけない点、得られた
情報が正しいものかどうか判断するポイントなどを中心にお話していきたいと思います。
このセミナーは大学院の講義として認定されています。 |
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Last Updated 2005/6/22