演 者:バイオ・ラッド ラボラトリーズ(株)
日 時:平成20年10月2日(木)14:00〜16:00
場 所:基礎研究棟2階 教職員ロビー及び分光分析室
14:00〜14:05 挨拶、ガイダンス
14:05〜15:20 BioPlexとSELDIの原理から測定例までのセミナー
15:20〜15:30 質疑応答
15:30〜16:00 BioPlexの実機を用いた測定
Bio-Plexサスペンションアレイシステムは、マイクロプレートの1ウェルで最大100種類の生体分子を同時に検出可能なバイオアッセイシステムです。100種類に色分けされたビーズの表面にアナライトを検出するための抗体やプローブが固層化されており、それらのビーズをマイクロプレート中にサスペンドした状態でアッセイを行います。これにより、1ウェルから多項目のアナライトの検出を行うことが可能になります。
個別化医療への関心の高まりとともに、薬剤感受性や治療効果、毒性等を早期に、かつ確実に評価することができる新規バイオマーカー開発への期待が高まっています。特定の目的に応じた新規バイオマーカーを開発するためは、ターゲットを絞り込んだ「Focused Biomarker Discovery」を、多サンプルで実行することが強力な武器となります。また、広範な解析結果を多変量解析して構築するバイオマーカーの組み合わせ「マルチマーカー・パネル」は、判断効率を向上させるだけではなく、病態を多角的に捉えるための手がかりとして活用が期待されています。SELDIテクノロジーは、バイオマーカー探索の有力なツールです。
本セミナーでは、具体的なアプリケーション例を含めてBio-PlexサスペンションアレイシステムとSELDIの原理ならびに解析手法と最近登場した新しいアプリケーション、さらにBioPlex本体を用いての実際の実験の流れをご紹介致します。
<参考アドレス>
BioPlex
SELDI
CFX96
このセミナーは大学院の講義(実習・演習系)として認定されています。 |
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Last Updated 2008/9/19