日 時:平成21年12月2日(水)16:00〜17:00
場 所:基礎研究棟2階 教職員ロビー
ホルマリン固定組織からのタンパク質可溶化技術を利用して、特殊コートされたスライドガラス上に固定されたがん組織から精密に疾患部(がん部)や間質部を最新のレーザーマイクロダイセクションによる分取およびZaplous LC/MS システムによる解析を行うことにより疾患部特有のタンパク質の同定・検証の可能性が高まった。
本セミナーでは実サンプルを利用したがん組織からのバイオマーカー探索技術の実際とそれらバイオマーカー候補蛋白質の定量について、抗体ではなく質量分析装置による定量アッセイ技術(MRM MS-based assay)を用いたバリデーションについて紹介する。
同時にプロテアーゼやフォスフォターゼなどの酵素を瞬時に不活性化し、組織サンプルを限りなくin-vivoの状態で保存することが可能な新技術についても紹介する。
このセミナーは大学院の講義(実習・演習系)として認定されています。 |
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Last Updated 2009/11/20