演 者:ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社・AS事業部 北河 恵美子
日 時:平成24年5月30日(水) 16:00〜17:00 プレゼンテーション
17:00〜17:30 ディスカッションタイム
場 所:基礎研究棟2階 教職員ロビー
次世代シークエンサーの登場により全ゲノムレベルの塩基配列の解析が可能となり、様々な研究の可能性が飛躍的に広がりました。一方で、全ゲノム、つまり30億塩基(ヒト)の配列を全て明らかとするにはコストや労力が非常に大きな負担となります。この問題を解決する手法として開発されたのが「シークエンスキャプチャー」法です。シークエンスキャプチャーでは、特定領域のみの塩基配列データを解析することが可能となりますので、ゲノム解析を効率良く迅速に進めていただくことが可能となります。ロシュ・ダイアグノスティックスでは、ヒト全エクソンをシークエンスするための試薬であるSeqCap EZ Human Exome Libraryと、任意の領域をシークエンシングするためのSeqCap EZ Choiceを販売しております。SeqCap EZ Human Exome Library v2.0 はヒトの3万以上の遺伝子の全エクソン44Mbをターゲットとし、1サンプルをIllumina GAUの1レーンに流すことで十分な結果が得られます。他方、SeqCap EZ Choiceでは疾患関連領域などの研究対象の特定の領域のみに対してディープシークエンスを実施することが可能です。本セミナーでは、シークエンスキャプチャーの原理からデータの見方についての概要をご紹介後、『こんな事が実施したいが出来るの?』などのアプリケーション相談を行います。
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このセミナーは大学院の講義(実習・演習系)として認定されています。 |
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Last Updated 2012/5/18