日 時:平成29年6月22日(木)16:00〜17:30
場 所:基礎研究棟2階 教職員ロビー
バイオ・ラッド ラボラトリーズ株式会社
近年、iPS細胞を用いた再生医療、がん分野などで創薬スクリーニング・安全性検証、分子細胞生物学研究が盛んに行われていますが、こうした新しい研究を進める上では、従来法だけでは解決できない問題もありました。従来、一般的な遺伝子解析・定量では、リアルタイムPCRが広く用いられてきましたが、近年、これを大幅に超える 高精度・高感度のデータ を得ることのできる「デジタルPCR」技術が開発されました。デジタルPCRは発現解析等の基礎研究から、臨床応用を目指した遺伝子変異検出、また臓器移植後の早期免疫拒絶の検出など、非常に幅広い研究分野でアプリケーション実績が急速に蓄積されております。
当セミナーでは、デジタルPCRに関しまして
1. 基本的な原理
2. 論文実績
3. がん、再生医療・創薬研究分野などにおけるアプリケーションおよびブレークスルー例
4. その他分野での応用例(感染症分野など)
などについてご紹介いたします。
本セミナーは、大学院(博士課程)「医学総合特論」の認定セミナーです |
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Last Updated 2017/5/26