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光学顕微鏡を用いた画像解析技術 〜CCDカメラによる蛍光観察〜


小島 秀人 (放射線基礎医学講座)

 光学顕微鏡、特に蛍光顕微鏡は蛍光抗体法やGFPの発現等により目的とする抗原や蛋白質の組織、細胞中での局在を観察する上でなくてはならなものになっている。蛍光観察を行うには蛍光顕微鏡の他に共焦点レーザー走査顕微鏡を用いていたが、最近では冷却CCDカメラを用いた蛍光観察も注目されている。これは、冷却CCDカメラの性能が良くなり微弱な蛍光を検出できるようになったことに加え、コンピューターによる画像処理能力、例えば、ノイズ除去、オートフォーカッシング等ソフト面の機能が向上したことが原因になっている。今後は、共焦点レーザー走査顕微鏡と共に冷却CCDカメラによる蛍光観察が主流になるであろう。
 今回は冷却CCDカメラによる蛍光観察の原理と実際を講習する。

プログラム

午前 10:00〜12:00
<講義>
 オリンパスプロマーケティング(株)マーケティングサポート本部
 オリンパスアカデミー 田中隆明

「蛍光顕微鏡の基礎 〜構造・機能・使用上の留意点〜」
   物質の蛍光について
   蛍光顕微鏡について
   CCDカメラについて
   画像処理


午後 13:00〜16:00
<実演>
 滋賀医科大学 実験実習機器センター 奥野弘志、山元武文

  • 蛍光染色について(試料作製手順)
     蛍光抗体法
     直接法
     GFP
  • 蛍光顕微鏡による観察

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Last Updated 2005/6/22