増田 健三((株)日本ローパー・メディアサイバネティクス事業部)
画像処理ソフトウエア Image-Pro Plus (以下"IPP"と略します)は、米国 Media Cybernetics社で開発されたパソコンベースの画像解析・計測ソフトウエアです。
IPPは画像の入力から、様々な画像処理機能を使った前処理、幾何学寸法(XY軸)や輝度/濃度(Z軸)の較正、長さや面積、個数や濃度などの測定、そして測定結果の解析や測定データの出力など、画像解析・計測の全ステップをサポートしています。
またパソコンのハード/ソフトの進歩の結果、スキャナにも十分な高精細画像で、冷却CCDカメラの出力データに対応する12/16ビットのデータを、パソコンベースの環境で容易に取り扱うことができます。
更に、画像の連続取り込み・再生機能や、データベースや報告書の作成機能、インターネット機能など付加的な機能も豊富です。
画像処理ソフトウエアの解析・計測についての詳細な説明と、実際にソフトウエアを用いた実習を行います。
顕微鏡画像はもとより各種スキャナーにより取得したデジタル画像を解析・計測したいとお考えの方はご参加下さい。
1.画像入力 20分
撮像素子について
データ形式
カラー画像の表現形式
2.画質改善、前処理 20分
画質の改善
測定前の処理
2値化
3.較正、測定 20分
輝度・濃度の較正、測定
幾何学的な形状・寸法や個数の較正、測定
マニュアル測定/自動測定
その他の測定ツール
4.光学顕微鏡用の各種ツール 20分
フォーカス合成
カラー合成
3D
その他
5.質疑応答、Image-Pro Plusについて 10分
前へ | 先頭へ |
Last Updated 2006/8/7