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遺伝子情報データーベース活用法
How to make good use of the databases of gene information

礒野 高敬(実験実習支援センター)

 ヒトゲノム計画により、ヒトのゲノムの全塩基配列が解読され、この塩基配列情報を辞書として活用する研究が盛んに行われている。演者は、癌組織や癌細胞に含まれるタンパク質を網羅的に解析できるプロテオミクス解析を行っており、この時にこのゲノム情報を活用している。解析の流れとしては、電気泳動によって癌細胞で特異的の変動しているタンパク質のスポットやバンドを切り出して、質量分析計を用いて得られた情報を、遺伝子情報データーベースを用いて検索し同定するということになる。しかし、タンパク質を同定しただけで研究は終わらず、その同定されたタンパク質の遺伝子情報を更にデーターベースで検索して、そのタンパク質の機能解析や臨床応用へ展開していくことになる。
 本講義では、実験実習支援センターにある液体クロマトグラフ・タンデム型質量分析計(LC/MS/MS:Thermo Fisher LCQ)で得られた結果から、インターネットで実際に遺伝子情報データーベースに入っていってどのような情報が得られるかを紹介する。

In this lecture, all slides are presented in English.
English questions are acceptable at the end of this lecture.


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Last Updated 2008/8/4