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未脱灰全身 凍結切片作製法
ー世界が認めた切片製法(川本法2008)ー

川本 忠文(鶴見大学歯学部RI研究センター)
山元 武文・森 康博(実験実習支援センター)

 

 切片は組織学的研究・組織化学的研究において必須のもので、切片の品質は染色結果に影響し、切片の品質によっては誤った結果となることもある。そのため形態を正確に保ち、しかも組織情報を正確に保った切片が求められている。
 未固定非脱灰試料の凍結切片はその目的に適した切片であるが、新鮮硬組織や大きな試料から凍結切片を作製することはできなかった。
 演者が開発実用化した凍結切片支持用粘着フィルムを用いる方法により、未固定非脱灰の骨や歯、あるいはマウス等の小実験動物全身から形態が保たれた薄い凍結切片(2μmまで)を作製することができるようになった。その切片は、従来の切片を用いた研究(組織学、組織化学、免疫組織化学、遺伝子組織化学等)に使用することができる。
 最新の手法(川本法2008)では、専用の包埋剤(SCEM)、切片支持用粘着フィルム(Cryofilm type 2C)、専用封入剤(SCMM-R2,R3)等を使用することにより、組織の変形や収縮が殆どない永久切片標本を試料採取から僅か20分で作製することができる。切片標本は専用樹脂で封入されるために従来の切片と同様に組織を鮮明に観察することができる。
 本講演では、28年の年月を経て完成した「川本法2008」について紹介する。また併せて新パラフィン切片作製法の紹介も行う。

クリオスタット写真


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Last Updated 2009/8/1