喜多 義邦(社会医学講座公衆衛生学部門)
本学では昨年よりヒューマンサンプルリソースルーム(HSR)が実験実習支援センター内に設置され、運用が開始されている。本施設は、ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針、疫学研究のための倫理指針、臨床研究に関する倫理指針に基づいて設置されており、各指針の関連する部分について解説する。そのうえで、本施設の設備を説明するとともに管理システムを説明する。
生体試料の長期保存の方法およびその管理方法について解説する。また、生体試料の活用については、コホート研究で収集された生体試料を用いて一般に行われるNested case-control studyについて実例をもとに解説する。
前へ | 先頭へ |
Last Updated 2009/8/7