山元 武文・森 康博(実験実習支援センター)
協力: 日本ベクトンディッキンソン株式会社
フローサイトメーターは個々の細胞の分子の発現を半定量的に測定できる装置である。装置は解析専用のアナライザーと解析分取が可能なセルソーターの2機種があり、分子の発現の同定には蛍光色素で認識された抗体がよく用いられる。更に標識抗体以外の蛍光物質を測定する事も試みられている。
今回は実習として、T細胞に注目し、ヒト血球細胞を用いて、実際に抗体を用いた染色を行い、FACSにて検出する。
FACSの基本原理を紹介し、FACSを用いた実験手技については具体例を挙げながら説明します。(英語)
ヒト血球細胞をCD3、CD4、CD8で染色し、FACSにて検出します。
アナライザーのBD FACSCalibur、BD FACSCantoUとセルソーターのBD FACSAriaの3機種を用いて解析を行います。
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Last Updated 2016/7/29