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医学研究のためのMMC活用法と情報セキュリティ
Practical Use of MMC and IT Security for Medical Research

重歳 憲治(マルチメディアセンター)
Kenji Shigetoshi (Multimedia Center)


 マルチメディアセンターでは,利用者用端末としてWindows 10 Enterprise 244台およびMacintosh macOS 10.12 Sierra 13台を管理しており,利用者は,これらの端末でMicrosoft Office 2016,Adobe Photoshop Elements,SPSS等のソフトウェアが利用可能となっている.また,センター内には研究発表用資料を作成するための設備があり,B0サイズの大判印刷が可能なプロッター(普通紙,光沢紙,布の3タイプ),写真画質でA3サイズまで印刷可能なインクジェットプリンタ,透過原稿対応フラットベッドスキャナ,レントゲンフィルムスキャナおよびCD/DVDデュプリケータといった専用機器が設置されている.その他,ウィルス駆除ソフトの無料配布や,SSL-VPNサービスによる学外からの文献検索,大容量ファイル転送サービスによる学内外者とのセキュアな大容量ファイルの受け渡し等,利用者の経済的負担の軽減および利便性の向上に努めている.さらに国立情報学研究所が運営するサービスの提供にも努めており、国際学術無線LANローミング基盤「eduroam」,テレビ会議多地点接続装置「FaMCUs」の利用が可能となっている。本講演では,マルチメディアセンターの設備および学内外で利用可能な各種サービスについて説明するとともに,本学における情報セキュリティ体制の説明および利用者用端末を使った実習(パスワードクラッキング)ならびに施設見学を行う.

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Last Updated 2018/8/13