開催日時:令和3年12月3日(金)16:00〜17:00
10X Genomics 雨貝 陽介
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ミーティングID:946 2742 6887
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シングルセル解析は、ヘテロな細胞集団で構成される組織を解析するツールとして注目を集めています。複雑な生物学的システムや疾患を理解するには、多様な細胞種や重要な相互作用に関して、複数のレベルでの深い知識が必要ですが、従来のシングルセル解析では同一の細胞から得られる分子生物学的情報は限られていました。Chromium Next GEMテクノロジーは全トランスクリプトーム解析で細胞の表現型を調べることに加え、同一細胞から細胞表面タンパク質、免疫クロノタイプ、抗原特異性、クロマチンアクセシビリティなど、様々な次元から細胞活動を捉えることができます。
本セミナーでは、ポピュラーなシングルセル解析であるRNA-seq(全トランスクリプトーム解析)を中心にその他のアプリケーションや解析ツールについて網羅的にご紹介します。
また、形態学的特徴を考慮に入れて遺伝子発現を評価することは、生物学を理解する上で、また疾病の病態を理解する上で非常に重要です。これまで、複雑で不均一な組織の解析を行うにあたり、既知の情報が全くない中で複数の遺伝子の発現情報を空間的に調べることはきわめて困難でした。
Visium Spatial製品は凍結組織やFFPEの組織切片の全トランスクリプトームを、位置情報を残した形でマッピングすることができます。このような高い解像度で得られた情報は腫瘍学、免疫学、神経科学、発生生物学分野などにおいて深い考察を可能にします。
本セミナーでは、10x Genomics社のVisium Spatial製品がどのようにして高解像度な解析を可能にするか、その原理をご紹介すると共に、データ解析ソフトLoupe Browserのデモ実演も交えてご紹介します。
▼10X Genomicsリーフレット(PDF):Visium空間的キャプチャーテクノロジーのすべて
▼10X Genomicsリーフレット(PDF):シングルセル遺伝子発現実験をはじめよう
▼10X Genomicsリーフレット(PDF):シングルセル解析・空間発現解析用試薬キャンペーン
▼セミナー案内文書
▼セミナー資料(PDF):Chromiumを用いたシングルセル解析とVisiumを用いた空間的遺伝子発現解析(学内専用)
▼セミナー映像(mp4 movie):セミナーの内容はこちらから視聴いただけます(学内専用)
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Last Updated 2021/12/8