実験実習支援センターには、GeneAmp PCR System 2720が3台、Applied Biosystems MiniAmp Plusが2台設置されています。
Three for GeneAmp PCR System 2720 and two for Applied Biosystems MiniAmp Plus are installed.

• GeneAmp PCR System 2720（分子生物学分析室）

• Applied Biosystems MiniAmp Plus（分子生物学分析室）

PCR法（Polymerase Chain Reaction 法）について

1985年にSaikiらによって発表された遺伝子増幅法で、その原理は、塩基配列のわかったDNAの5’末端と3’末端に相補的な15〜20 merのプライマーDNAを合成し、増幅しようとするDNAと大量の合成したプライマーを用いて、DNAの変性→プライマーの結合（アニーリング）→DNAの合成を繰り返すことで多量の同一遺伝子を合成する方法である。その後、耐熱性のDNAポリメラーゼを用いるという改良が加えられたことで、サイクルごとにポリメラーゼを加える必要がなくなり、装置による自動化が可能となった。1分子のDNAが20回この反応サイクルを繰り返せば約百万分子になる勘定になる。
Polymerase chain reaction (abbreviated PCR) is a laboratory technique for rapidly producing (amplifying) millions to billions of copies of a specific segment of DNA, which can then be studied in greater detail.

担当者　Contact person

寺戸　勅雄（Tokio Terado）（TEL 2306）
森　康博（Yasuhiro Mori）（TEL 2307）
山元　武文（Takefumi Yamamoto）（TEL 2304）